よくあるご質問

ここでは「よくあるご質問」をご紹介します。どうぞ参考にしてください。

 

よくあるご質問

 

  • 享年(きょうねん)について、数え年で表記すべきのが正しいのでしょうか、また満年齢で表記するのが正しいのでしょうか。

結論からいいますと、享年を数え年で表記される住職もおられますし、満年齢で表記される住職もおられます。いずれが正しいとはいえないのです。
そもそも享年とは、天から授かって、この世に生存した年齢。死んだ時の年齢。行年(ぎょうねん)。と辞書にはあります。「天から授かって、この世に生存した年数」というのは、浄土真宗にはそぐわないということで、「享年」を使わず、「行年(ぎょうねん)」を使う浄土真宗のお寺の住職もおられます。「行年」だと、西方浄土に行かれた年という意となるからです。また、一般的な表記の仕方を採用して「享年」を使用する住職もおられます。「享年」の年齢の示し方ですが、「この世に生存した年数」が享年ということになれば、満年齢で表記すべき、と思われることでしょう。
しかしながら、仏教では、母胎にいる年数、つまり10月(とつき)10日(とうか)から数えるということから数え年(厳密には少し誤差はありますが)であらわす、と言われたりします(この説は俗説と言われたりもします)。
一方、古くは数え年で年齢を表していましたので、亡くなる年齢も数え年でいうのは自然なことであることから、現代におきましては、人の年齢は満年齢で表すので、亡くなる年齢も満年齢であらわしてもよい、といわれる住職もおられます。
一方、母胎にいる時から、ということもあるし、伝統的に享年は数え年で表すということもあって享年を数え年であらわすべきと言われる住職もおられます。
要するに、いま現状としては、享年を満年齢であらわす住職もいますし、数え年であらわす住職もおられるということです。
宗派(本山 浄土真宗本願寺派)としても統一されていない、というのが現状です。
西要寺としましては、母胎にいる時から、ということもあるし、伝統的に享年は数え年で表すということもあって今のところは、享年を数え年であらわしています。
というのも、父が住職であったときに、享年は数え年ではないか、といわれるご遺族の方がおられまして、位牌の書き直しをたびたび行った、ということがありました。
最初に書きましたように、享年、あるいは行年の年齢につきましては、満年齢を表記する住職もおられますし、数え年で表記される住職もおられることで、厳密には統一されていないのです。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 法事は命日の前にしないといけないのでしょうか?命日を過ぎた日に法事をしたらいけないのでしょうか?

それは、例えば12月14日が命日で今年で丸6年目にあたるので7回忌をお勤めしようと思っているのですが、その法事の日程を家族の都合で日曜日にしたい。しかしながら、12月14日より前の日曜日は都合がつかないので、12月14日より後の日にお勤めしてもいいのかどうか、という質問ですね。
世間では法事は命日の前にしないといけないと言いますが、どうしても都合がつかないときはありますよね。命日の前にするということは何よりも仏事を優先しないといけない、という戒めということでしょう。別に仏事を軽視しているのでなければ、命日の後にされてもいいですよ。法事に来られる方々の都合がつかなければ仕方のないことです。
特に今はコロナのことが気になさる方は、もう少しコロナが収まってから法事をされてもいいかと思います。ただし、先延ばしをされる場合は、ご親戚にその旨を伝えられた方がいいでしょう。それから寺の方にもご報告いただきたいです。ただし、一周忌とかの場合は、来年には三回忌があるので、そんなに延ばせません。そこで一周忌はご家族だけでされて、三回忌にはご親戚も来ていただく、というのもいいでしょう。その時もご家族だけで一周忌をお勤めすることをご親戚に伝えられた方がいいでしょうね。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 満中陰法要の日が命日から数えて3ヶ月にまたがったらよくないって聞いたことがあるのですが、大丈夫でしょうか?

それは「始終苦しみが身に付く→四十九(しじゅうく)日が三月(みづく)」という語呂合わせからきた迷信です。月の後半に人が亡くなれば、四十九日が三ヶ月にまたがるのは当然のことで、大切な中陰のご法要を、他愛もない語呂合わせによる迷信によって変更したり早めてしまうのはとても粗末なことです。
迷信などに惑わされることなく、きっちりと勤めることが大切なことです。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 今年、法事にあたっているのですが、コロナのことが心配です。
  • お勤めしてもいいのでしょうか?

確かにコロナのこと、気になりますね。各ご家庭では対応にばらつきがありますが、最近の傾向としまして、お近くの方だけ、ご家族だけでご法事をお勤めになるケースが多いですね。ただし、ご法事にお参りに来ることが難しい方に対しても、法事を行うことを伝え、お参りに来られるかどうかの確認をすべきでしょうね。そのうえ、先方が迷われているようだったら、こういう時期ですからある程度、落ち着いてからいつでもお参りに来て下さい、と言って、無理してまで法事に来ていただかなくても構わないことを伝えられたらどうでしょうか。ご法事でしか会うことのない親戚の方もおられると思います。懐かしい方とも会いたいという気持ちもわかりますが、コロナのことがあるので仕方ないですね。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 来月、父の法事をお勤めするのですが、事前に用意するものはなにがあるのでしょうか?

・蝋燭(1時間はもつ長い目のもの)、お線香、お焼香(香炭・お香)の準備。
・お仏壇にお供えする仏華、お供え物(お餅、果物、お饅頭など)の準備。
・お念珠、お経本、門徒式章などの準備。
・僧侶に渡すお布施の表書きは、「御布施」と書いてください。
・なお、お寺に法事の日時、会場の再確認する方が望ましいです。
・また、七回忌以降は、仏華に赤い色の花を交えたり、朱蝋燭を用いても構いません。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 祖母が平成28年に亡くなりました。今年は七回忌にあたるのでしょうか?

はい、そうですね。年忌早見表をみると、七回忌は、今年(令和4年)にあたります。

令和4年法事(年忌)早見表はここをクリック。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 家の引っ越しをするのですが、その前に仏壇にお参りしてもらわないといけないのですか

そうですね。お引っ越しの前に仏様にきっちりとご挨拶しないといけませんね。家具のように勝手に動かしては仏様に失礼ではないでしょうか。仏様には敬意をもって、この度、引っ越しをしますので、お仏壇も移動させていただきます。宜しくお願い致します、というお気持ちでお仏壇にお参りをします。日程のご相談には応じますので、気軽にお申し出ください。
引っ越しされた後も、お参りは必要になりますね。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 家の引っ越しをする際に、お仏壇にお参りしてもらわないといけないことはわかりました。お仏壇の移動はどの業者に頼めばいいのでしょうか

引っ越しの業者さんもやってくれると思いますが、お仏壇屋さんに頼めば確実ですね。ご相談してくだされば、ご紹介いたします。自分で運ばれる方もおられますが、その場合は移動する前にお仏壇の写真を撮っておいた方がいいですね。御飾りする場所がわからなくなりますので。それも含めてお仏壇屋さんならすべて任せておくことができますので、お勧めをしているのです。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 来月、亡父の一周忌法要と納骨法要をお勤めします。永代経懇志を収めたいのですが、西要寺でも受け付けていただけるのでしょうか?

西要寺では、随時、永代経懇志を受け付けております。詳細につきましては、直接、西要寺までお問い合わせください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 西要寺の近くに住んでいるのですが、今まで西要寺とご縁が無くても、西要寺会館で葬儀や法事をすることは出来るのでしょうか?

まず、ご宗旨は浄土真宗でしょうか。ご宗旨を確認してください。原則的に浄土真宗であっても、浄土真宗以外の宗旨であっても、西要寺会館を使っていただくことはできますが、宗旨の一部で制限をさせていただく場合がありますので、詳しくは西要寺までお問い合わせください。浄土真宗の場合は、こちらでお勤めはさせていただきますが、他の浄土真宗の寺院の門徒さんになられている場合は、そのお寺にご依頼なさってください。浄土真宗以外のご宗旨の場合は、その宗旨のお寺の僧侶にお参りを依頼なさってください。詳細につきましては、直接、西要寺まで気軽にお問い合わせください。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

  • 西要寺では、お盆の法要を行っているのですか?

西要寺では、8月13日・14日・15日、いずれも午前11時より盂蘭盆会法要をお勤めしています。どうぞ、お気軽にお参り下さい。

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。お電話、メールでのお問合せも受け付けております。

以下のページもご覧ください

お役立ち情報

「お役立ち情報」について掲載しております。

仏教にまつわる話

「仏教にまつわるちょっとした話」について掲載しております。

小ネタにどうぞ。